今年度も引き続き会長を務めさせていただくことになりました。会員の皆様にご支援とご協力をいただきながら、本会の目的「学校事務の研究を行い、資質向上を図るとともに教育活動の向上に寄与する」を達成できるよう、役員とともに力を尽くしてまいります。
1 全事研埼玉大会の開催
令和元年度に会長に就任して以来、全国大会の開催をミッションの一つとしてきました。そしてついに、令和4年1月11日~2月18日、埼玉大会を開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響で、参集しての開催は叶いませんでしたが、1月27・28日のライブ配信での研究討議を含めて、無事に終了することができました。オンライン開催という新しい形に挑戦し、全国の事務職員に学びの場を提供できたことを、実行委員長として非常に誇らしく思っています。実行委員の皆様、会員の皆様、大会に関わってくださった全ての皆様に心から感謝しています。
2 「彩の国コバトンプラン~埼玉の学校事務グランドデザイン~」の推進
もう一つのミッションとしているのが、コバトンプランの推進です。コバトンプランも4年目になりました。目指す事務職員像「学校の内外をつなぎ広げ、学校力を高める事務職員」の実現に向けて、今後も引き続き実行策に基づいた各種事業を展開してまいります。コバトンプラン実行策では、会員が取り組むこととして「自らの課題を探求する・学校運営を担うために必要な能力を身につける」を挙げています。会員一人一人が意識して実行していくことが重要です。コバトンプランの詳細はぜひ埼事研Webにてご確認ください。
3 埼事研の今後を考える
全国大会も終えた今年度は、これからの埼事研を考える年度にしたいと考えています。グランドデザインは来年度が最終年度です。次期グランドデザイン策定に向けた検討を、今年度から始めます。また、互助会の助成金が今年度で廃止になる見込みであることから、今後の埼事研の財政を考えることが喫緊の課題です。9月には財政検討委員会・研究大会検討委員会を開催する予定です。
新型コロナウイルス感染症の影響で事業の縮小・中止が続く中、会員の皆様への還元を考えて活動してきました。今年度も役員一同、知恵を出し合って事業を進めてまいります。引き続きご理解のほど、よろしくお願いいたします。